熱帯魚を飼育されている人も多いかと思われますが、熱帯魚には淡水と海水、そして汽水域に生息する3つの種類がいることをご存じでしょうか。環境が異なるなどからも、汽水域など魚は塩分濃度の管理がとても重要で常に塩分の濃度を監視しながら適切な濃度で飼育してあげることが求められます。それと、熱帯魚は水温の管理も重要になるわけですが、水温は温度計センサーを使って温度の上昇や下降などに応じてサーモスタットの電源をオンオフするのが一般的な管理方法です。ただ、サーモスタットの電源をオンオフするのは飼育をしている人が行うわけでなくサーモスタートをコントロールする温度計センサーがそれを行っていますので、飼育を行っている人はその器具が正常に動作していることだけを気にすれば構いません。
サーモスタットは、いわゆるヒーターになるもので水温が下がると電源を入れて水を適温まで温めて適温になると電源をオフにするなどの仕組みです。これをコントロールしているのが温度計センサーで、本体に内蔵されている部品になるので普段はそれがどこにあるのか知ることはないわけです。なお、温度計センサーが故障してしまうと現在の水温を計測することができなくなるので、これに伴いサーモスタットも正常動作ができなくなります。水温計は水槽に取り付けておく重要な道具になるのですが、水温が下がっているのにも関わらずサーモスタットが動作しないときは温度計センサーが故障している可能性があります。